Works

Publications

写真展
1979年、「能登半島」Canon Gallery in Tokyo
1983年、「炎のフラメンコ、長嶺ヤス子」Canon Gallery in Tokyo
2002年2―3月、The Nature Gallery, Raleigh, NCで米国国立公園の写真展(米国)
2006年6−9月、The Morikami Museum、Florida “NOTO PENINSULA (能登半島),1973−75” 写真展 (米国)
2002年10月-11月、”動物たちの季節”
10月6日から12日まで東京銀座。10月27日から11月9日まで名古屋。11月17日から11月29日、福岡。
2006年6月−7月、キャノンやラリーS “アメリカの遺産” 写真展

出版

2005年7月”アメリカの遺産”学研
20011年9月”北アメリカの野生動物” 未知谷
2011年10月”国立公園と野生動物” 未知谷

2024 02月15日”写真馬鹿アメリカを撮る”幻冬舎ルネッサンス、出版予定

2024年3月8日~3月21日、”フロリダ湿地帯の鳥たち” 
ソニーイメージングギャラリー銀座、写真展予定

フロリダに住んでからそこの湿地帯に住む鳥たちの撮影に挑戦しました。動きの速い鳥たちの撮影は本当に難しくてそれまでの自分の写真技術との戦いでもありました。この動画がその集大成です。34種類の鳥たちをメインに編集しました。どうか鳥たちの生態をお楽しみください。

オレは鳥撃ちハンター

飛べ!飛べ! 探していた鳥を見つけ銃の焦点を合わせると心の中で叫ぶ。手にしている新しい武器(カメラ)は秒間20コマまで撮影できる。しかも狙った被写体にピントを合わせ追いつづけるロックオンAFの優れた装置が付いている優れものだ。 オレはまるでハンターになったつもりでこの優れものを小脇に抱え鳥たちに気づかれないよう近づいて行く。飛び立つ瞬間がファイアーオン。でも狙っていた鳥はいきなり四方八方へと飛び跳ねる。ピンとなんか合わせている暇がない。しかしこの新しい銃(カメラ)は狙った獲物の瞳にピントを合わせ続ける。「やったー!」 こんな気分にさせられて明日もまた挑戦する。とにかく今写真撮るのが楽しい。年老いたハンターは獲物を求めて今日も森に入る。(なんちゃったって!!!)
(Sony α9, EF 100-400 GM x1.4 tele converter)

国立公園と天の川

広大なアメリカの国立公園。
これまで長い間旅しながら撮影した美しい風景と動物たち、しかしその上に流れる天の川やオーロラの美しさにも心奪われなんとかカメラに収めたいといつも願っていた。最初天の川の撮影に挑戦したのは住んでいたフロリダのエバグレーズ国立公園だったが、何しろフロリダは湿気が高く雲が多くてなかなか快晴の夜になるのは難しかった。そこでYouTubeなどで勉強して天の川撮影に最適な場所を探し出すとカリフォルニア州のパームスプリングスの近くにあるジョシュアツリー国立公園が最高の地の利にあった。

ぼくはあのコロナ禍の2年半、この地に居を移し昼間はホテルで大人しく過ごし夜になると誰もいない山に登り天の川の撮影に挑戦した。最初の頃はなかなか満足の行く写真は撮れなかったが回を重ねるうちに、天の川がだんだん自分でコントロールできる被写体となってきた。そして国立公園の上に流れる天の川がついに自分のものになったのである。それはあの忌まわしいコロナとの戦いに勝った時でもあった。


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