Profile
Greedings
カズ・タカハシ 高橋和男 略歴
1948年鹿児島県生まれ、1969-1972年、陸上自衛隊勤務301写真中隊で写真を習う。
新聞社のカメラマン勤務の後1983年渡米、スポーツカメラマンとして主に米国のスポーツ取材。
1997年より米国の国立公園と野生動物の撮影に入る。2004年8月7年がかりで全米58カ所の全国立公園と20余りの国定公園、動物保護区を撮影。
2022年12月米国を引き払い日本へ帰国。現在に至る。
写真展
1979年、「能登半島」Canon Gallery in Tokyo
1983年、「炎のフラメンコ、長嶺ヤス子」Canon Gallery in Tokyo
2002-3-3月、The Nature Gallery, Raleigh, NCで米国国立公園の写真展(米国)
2006年6-9月、The Morikami Museum、Florida “NOTO PENINSULA (能登半島),1973−75” 写真展 (米国)
2002年10月-11月、”動物たちの季節”
10月6日から12日まで東京銀座。10月27日から11月9日まで名古屋。11月17日から11月29日、福岡。
2006年6月−7月、キャノンやラリーS “アメリカの遺産” 写真展
2024年3月8日−21日、ソニーイメージング・ギャラリー銀座”フロリダ湿地帯の鳥たち”写真展
Books
国立公園と野生動物
アメリカの遺産
北アメリカの野生動物
2006年6月カズ・タカハシ写真展より
「アメリカの遺産」
50歳からの挑戦
人にはそれぞれ違った人生があり、若い時代に花開き大成する人もいれば反対に年取ってから歩き出す人もいる。
今60歳近くになり自分自身を振り返ってみたとき、ボクの人生は後者のような気がする。
そもそもの出発は鹿児島県の長島で生まれ育ったことから起因する。
18歳で島を出て東京に来た時、都会育ちの同年代に対してすでに遅れを取っている自分にコンプレックスを感じたものだった。
アメリカに来たのも34歳と遅かった。
カメラマンになったものの日本にいても生活して行けるか分からない。
それならばアメリカに行こうと、英語だってまともに話せなかったのに島から東京に出て来たときよりもこちらに来るときの方が決断は軽かった。
仕事運はいい方だったと思う。幸いアメリカではスポーツの取材でカメラマンとして生活することが出来た。
しかし新聞、雑誌のデッドラインに追われての旅から旅の生活に心も体もすり切れてしまった。
そんな時に出会ったのがイエローストーンの大自然だった。
49歳だった。
自分の写真に悩み始めていたとき、何かをやらなければと焦っている時にアメリカの国立公園がボクの前に立ちはだかった。
体力的にもやるには今しかない。
自分のカメラマン人生にこれまでと違う歴史を加えるためにも、未知の世界、国立公園の撮影に挑戦することにした。
そして約7年がかりで58カ所の全国立公園を踏破することが出来た。
ボクは自分の晩生の人生を今は嬉しく思う。50歳になってボクの青春は始まった。
そしてこのごろ、初めてカメラを手にした20代の時みたいに写真するのが楽しくてならない。
カズ・タカハシ
Photo data
太古のアーチを朝日のシンフォニーが揺り起こす
まるで眼下の渓谷が燃え上がり、 その炎が岩のアーチに燃え移ったように見えた。昼にロケハンを行ない、前にここぞというポジションに陣取った。 撮影は太陽が昇る、わずかな時間との勝負だった。今でこそ有名な メサアーチ』だが、最初の撮影では探すのに苦労した。
キャニオンランズ国立公園
アメリカ合衆国ユタ州。コロラド川とグリーン川が合流し、その2本の川が長い歳月をかけ大地を侵食した。広大なエリアは数多くの渓谷やアーチ、岩山などで埋め尽くされている。面積は約1,336km。メサアーチはIsland in the Sky地区にある。1964年、国立公園に指定
髙橋和男 作品展
「フロリダ湿地帯の鳥たち」
Birds of the Florida Wetlands
Kaz Takahashi Photo Exhibition
2024年3月8日(金)〜3月21日(木)
11:00〜19:00
会期中無休 入場料無料(Admission free)
ソニーイメージングギャラリー銀座
〒104-0061
東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
(東京メトロ銀座駅A4出口直結)
TEL 03-3571-7606
Summary
会社名 | フォトグラファー カズ・タカハシ |
代表 | 高橋 和男 |
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